お久しぶりです
とても
熱い
夏が
すぐそこまで来ています
つい先日
一人の青年に出会いました
ニコニコと笑う彼
そんな彼にも自分の居場所
そして自分の笑顔がどこにも見つからなかった頃が
あったそうです
これは僕と彼が出会うほんの少し
そう
ほんの少し前のお話です
朝方まで荒れた酒に溺れ
一人…
眠った
この春高校を卒業してから
二ヶ月が経ち
もう六月にさしかかろうとしていた
進学もせず
働きもせず
かといって何かやりたい事が
有る訳でもない
そんな俺は今日も
夜の灯りと共に
目を覚ました
酒臭い息
洗面所で歯でも磨こうかと
一階へ階段を下りた
誰もいない
親父もお袋も
仕事に行ったみたいだ
洗面所の前に立ち鏡を見た
酷い顔だ
鏡の中の俺に皮肉を込めて
笑ってみた
(何だいったい顔は)
いつの間にか俺
笑顔まで腐ってた

毎日家には帰ってた
だから必然的に
毎日洗面所で鏡を見る事になる
実はあの日から俺
鏡の前で笑顔の練習してんだ
毎日
歯を磨きながら
笑う俺
髪をかき上げながら
笑う俺
そして『ハニカミ』ながら
笑う俺
時に怒る俺
切なく泣く俺
それを見て笑う
冷たい俺
練習は朝まで続いた
頬の筋肉がつり
唇の皮は剥け
かき上げすぎた前髪は
(重く湿っていた)
何度も言う
練習は続いた
一見冷たそうなんだけど大好きな彼女の前ではつい笑顔が
こぼれる俺
街の行き交う女達がキャーキャー言ってんのをあえてうざったそうに
する俺
セルシオから出てくる俺
(そして自分の夢が見つかった時の俺)
あれ
これほんとの笑顔だ

いつの間にか見つかってた
『ほんとの夢も』
今夜街を出よう
あの洗面所にお別れの挨拶をしてドアを開けよう
今度はこの笑顔で
人を元気にさせる為に
ではでは
とても
熱い
夏が
すぐそこまで来ています
つい先日
一人の青年に出会いました
ニコニコと笑う彼
そんな彼にも自分の居場所
そして自分の笑顔がどこにも見つからなかった頃が
あったそうです
これは僕と彼が出会うほんの少し
そう
ほんの少し前のお話です
朝方まで荒れた酒に溺れ
一人…
眠った
この春高校を卒業してから
二ヶ月が経ち
もう六月にさしかかろうとしていた
進学もせず
働きもせず
かといって何かやりたい事が
有る訳でもない
そんな俺は今日も
夜の灯りと共に
目を覚ました
酒臭い息
洗面所で歯でも磨こうかと
一階へ階段を下りた
誰もいない
親父もお袋も
仕事に行ったみたいだ
洗面所の前に立ち鏡を見た
酷い顔だ
鏡の中の俺に皮肉を込めて
笑ってみた
(何だいったい顔は)
いつの間にか俺
笑顔まで腐ってた
毎日家には帰ってた
だから必然的に
毎日洗面所で鏡を見る事になる
実はあの日から俺
鏡の前で笑顔の練習してんだ
毎日
歯を磨きながら
笑う俺
髪をかき上げながら
笑う俺
そして『ハニカミ』ながら
笑う俺
時に怒る俺
切なく泣く俺
それを見て笑う
冷たい俺
練習は朝まで続いた
頬の筋肉がつり
唇の皮は剥け
かき上げすぎた前髪は
(重く湿っていた)
何度も言う
練習は続いた
一見冷たそうなんだけど大好きな彼女の前ではつい笑顔が
こぼれる俺
街の行き交う女達がキャーキャー言ってんのをあえてうざったそうに
する俺
セルシオから出てくる俺
(そして自分の夢が見つかった時の俺)
あれ
これほんとの笑顔だ
いつの間にか見つかってた
『ほんとの夢も』
今夜街を出よう
あの洗面所にお別れの挨拶をしてドアを開けよう
今度はこの笑顔で
人を元気にさせる為に
ではでは


